第2章 アカデミー時代の...
「お爺様。」
と私は呼ぶ。
「マリよ。お前は長になる為に今まで頑張ってきた。これからは、里のために強くなれ。」
「はいっ!」
と私は返事をした。そこに健太が近づいて来た。
「マリ一緒に食べねーか?」
と誘ってきた。
「マリ行ってきなさい」
とお爺様が促す。
「わかりました。」
と、私は席を離れる。
内心私は、席を離れたくなかった。だって健太のことを私は苦手だし、ろくなこと言わないし、お爺様ほんとにやめてほしかったよ。あぁ私とりあえず飛び級で卒業するんだけどなぁ少しくらい一緒にお爺様とお話したかったんだけどなぁ。