第2章 アカデミー時代の...
マリside
3ヶ月後
奥田一族会合
「今年も新たなる忍が我が一族からでた。誠に嬉しいことである。それから昇任した者もおる。奥田一族の者に乾杯!」
とお爺様の言葉でみんな乾杯という。
大人も子供も甘酒だ。
「楽しいひと時の中すまぬが一つ皆に伝えたいことがある。」
みんな真剣な眼差しでお爺様を見ている。
「一族の長の役職のことだがワシいっぱいでなくそうと思う。」
みんな驚いて少しザワザワしている。
「あの、何故なくそうと思っているのですか?」
「それは、三代目と話し合って、決めたからじゃ。それに長という役職がなくとも皆しかっりやっていけると確信したのだ。反対の者は手を挙げてくれ」
みんな手を挙げなかった
「そうか。」
「それでは皆楽しく飲んでくれ!」
お爺様の言葉でみんな騒がしくなる。