• テキストサイズ

シカマル と めんどくせぇ恋

第2章 アカデミー時代の...


「こっちの方がお前にとって、本題じゃないのか?」
「察しがよすぎるのケンゾウ」
私も勘ずいた。長の後づきだ。
「マリよ、お前は、どう考えておる?」
「私は、長の後づきとして今まで修行に励んできました。」
「ワシは、長の役職を、ワシが生きている間になくしたいと思っておる」
え、お爺様なんで?
「今奥田一族は、少なからずともクーデターを考えておる奴がおる。それはわしに対してだけだがの。その輩の中にワシの子息のケンジがおる。」
そうだ。ここ二年間の間少しずつ活発になって来ている。
「そうか。でも長の役職は、猿飛一族でも薄れて来ているのだかの、奥田一族は、まだまだか?」
お爺様は、うなづくだけ。
「マリは、おなごであるから好きな奴と結婚するのが幸せと言える。だがそのためには、どうするのかだな?」
私の幸せ・・・
「のぉヒルゼン、もう、そういう制度をなくす法律を出したらどうだ?」
「そりゃ無理だ。」
「何故だ?」
「奈良一族、秋道一族、山中一族、日向一族を初め未だに宗家や分家などを取っている一族が沢山おるからじゃ。そうなれば里の上忍は、ほとんどが会議出ることになる。」
「なるほどな。」
そうだこれは奥田一族だけでの問題だけではないんだ。
「あの、それなら奥田一族だけで会議をするのはどうでしょう?」
「それでどうする?」
「私が飛び級することと今年のアカデミーの卒業生のお祝いを兼ねて、跡継ぎをどうするのかを話しますそしたら多数決をとります。下忍なった者を含めば、奇数となります。」
「決着が着くのか、つまりあと3ヶ月後だな」
「はい」
「やってみるか、誰も血を流さずにできるしな。」

/ 91ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp