• テキストサイズ

《文スト》こんぺいとう

第4章 第4章 「お前の朝ごはんを毎日…」《織田作》




『作之助さん』


「なんだ」


『好きです』


「あ、ああ」


『大好きです』


「……うん」



『あいしてます』



もはやここまで来ると、恥ずかしさなど消えてしまう。



でも、彼はそうではないらしく。



赤くなった耳が、どうにもかわいい。


湯飲みを文机に避難させて、彼は困ったように頬をかいた。



「いきなりどうした」



『いえ、小説のお手伝いになれば、と』



「お手伝い?」


/ 29ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp