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《文スト》こんぺいとう
第4章 第4章 「お前の朝ごはんを毎日…」《織田作》
『作之助さん』
「なんだ」
『好きです』
「あ、ああ」
『大好きです』
「……うん」
『あいしてます』
もはやここまで来ると、恥ずかしさなど消えてしまう。
でも、彼はそうではないらしく。
赤くなった耳が、どうにもかわいい。
湯飲みを文机に避難させて、彼は困ったように頬をかいた。
「いきなりどうした」
『いえ、小説のお手伝いになれば、と』
「お手伝い?」
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