第2章 新たな主
鶴丸が出陣した後、審神者部屋に戻ったユキは、モニターに鶴丸の様子を映し出す。
「へぇ…結構綺麗に映るのね…」
こんのすけが審神者の目となるため鶴丸とともに戦地へ赴き、そこでの状況を審神者にリアルタイムで転送しているのだ。
ちょうど、時間遡行軍を見つけた鶴丸が戦闘をしているところだった。
鶴丸「なかなか多いな…だが、この練度差で、俺に勝てると思ったか!」
練度がカンストしている鶴丸には、単騎だとしても圧倒的な強さがあった。
派手に返り血を浴びる鶴丸は、まさに鶴らしく、舞うように敵を斬り伏せていく。
敵を全て倒した後、鶴丸は1人佇む。
そんな鶴丸の元に、隻眼の男が現れる。
?「やぁ、鶴さん」
鶴丸「君は…光坊じゃないか!」
光坊と呼ばれた隻眼の男は鶴丸の元へ駆け寄る。
親しげに話す2人を、ユキは不思議そうに眺めていた。
「…知り合い…?」
鶴丸は隻眼の男を連れ、本丸へと帰城した。