第2章 離れる気持ちに
がんちゃんってかわいい顔して肉食系だからびっくりする。
ふと会場へ目をむけると険しい顔でこちらを見る敬浩と目があった。
すぐに、美冬さんに呼ばれて顔を背けたけど、なんだろう?
30分くらいたって、がんちゃんが起きた。
「やべー、すげー爆睡した。ごめん。」
「ううん、いいよ。そろそろ行こうか?ご挨拶して帰ろう。」
先に帰る旨をみんなに断ってから二人で会場をでた。
タクシーへ乗り込んで、行き先を伝える。
まだ、時間も早いしごはんもろくに食べていなかったから家にきてごはんを食べることにした。