第4章 新たな関係
あれから私と敬浩はまた同じように一緒に住みだした。
私の部屋は解約するにはもったいないとの事でしばらくはそのままにすることにした。
「喧嘩した時はあそこに逃げよっと。」
「ダメ。一日でも俺から離れるの禁止です。」
「えーーー。息苦しくならない?」
「ならない。あそこに行く時は一緒に行くこと。って事で鍵は俺が預かります。」
「別に家賃は敬浩が払うんだしいいけど。勿体無いよね。」
「確かになー。。そうだ、新しく二人の新居探そうか?もっと広い家。あの公園の近くで。俺もそろそろ将来の住むところ探したいし。横浜っていいよなー。」
「えー???本気で言ってる?都内じゃないとダメなんじゃないの?」
「どうにかなる。お前はどんな家がいい?一軒家?」
こうやって一人で暴走するようになった敬浩。
今では私たちの関係は逆転している。敬浩がこんなにベッタリする人だとは思わなかった。
でも、それも心地いい。。。
この幸せがずっと続きますように