第7章 初仕事は大阪城
ー石田目線ー
葵さんが武田軍に入り西軍についてくれたのはとても嬉しい、が!
石「なぜ私の軍ではないのだ・・・!」
大「やれ三成、何か言ったか」
石「い、いや何も言っていない!」
もし葵さんが私の軍に入ってくれたらどれだけ幸せなことか・・・。
それにしても、あの武田の忍・・・やけに葵さんに一目置かれているな。羨ましい・・・ではなく、そこまでの奴なのか?私にはどうもそうには見えない。
・・・もしかして葵さん、武田の忍のことが・・・!!いかん!いかん!そんな訳ないだろう!!恋愛には一切縁がなかった葵さんがよりによって武田の忍に惚れているなんて!ありえない!
・・・もし本当なら私は葵さんの恋を応援するしかないのか・・・。くそ、忍のくせに羨ましい・・・!
私は武田の忍を葵さんにバレないように睨んだ。
石田目線終了
ちなみにこの回想が行われた時間は5秒以内であった。