第7章 初仕事は大阪城
佐「あのー」
石「何だ、武田の忍」
佐「そろそろ本題にいきたいんですけど・・・」
あ、そうえば忘れてた←
石「あぁ、すまない」
[私達はこれを渡しに来たの]
そう言いながら私は預かった文を差し出す。
石「文か・・・」
佐「そいつはウチの大将、武田信玄がアンタ宛に書いたものだ」
石「わかった、読んで返事は私の軍の者に渡すようにする」
佐「わかった」
へー、佐助ってこんな真面目な顔するんだー。今までひょうきんな顔と怒ってる顔しか見たこと無かったからなぁ。
ちょっとカッコイイかも。
佐「葵ちゃん?俺様に何か付いてる?」
[えっ!?いやーえと]
しまった!自分でも気づかない内に見てたのか!
慌ててると佐助の髪に葉が付いていることに気づいた。
[ほら!髪に葉が付いてる!]
私は佐助の髪から葉を取った。
佐「あ、ホントだ」
な、ナイス葉!!