第7章 初仕事は大阪城

ー佐助目線ー
無事葵ちゃんを連れて帰ってこれた。
葵ちゃんが帰ってきた途端、全員が駆け寄って来る。
真田の旦那は稽古だから良いとして、問題は兵よ。どいつもコイツも葵ちゃんに色目使っちゃってさ。ちょっと俺様イライラしてます。
あれ、俺様最近怒ってばっかじゃね？ま、いっか。　

武「帰って来てすぐで悪いんじゃが、葵と佐助には仕事がある」

そう言って渡されたのは一通の文だった。

武「コレを大阪の石田三成に届けてほしい」

あ、おつかいですか。ハイ。

佐「俺様必要ですか？」

武「お前は保護者代わりだ」

保護者って・・・(汗)
葵ちゃん笑いこらえてるし。

佐「あ、そっか」

これが葵ちゃんの初仕事か、だからお館様は保護者なんて言ったのか・・・。うーん、さすがお館様。
ま、葵ちゃん為に付いて行きますか！


佐助目線終了