第7章 初仕事は大阪城
石田三成か、確か一回会ったな~。何かエライ豊臣秀吉と竹中半兵衛を慕ってた気がする。
あ私、秀吉と半兵衛とは知り合いでした。もう一度花見したかったな~
一回しか会ってないけど、石田は元気にしてるかな。
佐「どうしたの?ぼーっとしちゃって!」
そんなこと考えてたら佐助が話しかけてきた。
[んー?石田ってどんなヤツか思い出してたんだ]
佐「そうなんだ、ってか知り合い?」
[一回会っただけだよ]
佐「そっか」
それにしても何でお館様は佐助と一緒になんて言ったんだろう。私一人でも行けるのに。
そう思いながら佐助を見つめる。
佐「どしたの、葵ちゃん?俺様に何かついてる?」
言いながら佐助が近づいてきた。
[えっ!?別に//!?]
ってか近い!!
佐「ホント?」
[ほ、ホント//!!]
佐「葵ちゃん顔赤いよ?もしかして熱あr」
[だ、だ大丈夫だよ//!!熱なんてないよ//!]
佐「そ、そう・・・」
[ちょっとお水飲んでくる!]
佐「え、あ、いってらっしゃい」
とにかくこの場を去りたかったので私は台所へ走った。