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【黒子のバスケ】幻の7人目

第8章 8Qー噂のGreenMan




シュッーーー


2人1組でやらなければならないのに、違うコートで黙々とシュート練習をする奴が一人。


綺麗な回転をしながら高く高く上がっていき、まるで吸いつけられるかのようにゴールに入るボール。



そう、キセキの世代No.1シューター
『緑間真太郎』


部活動紹介のときにも思ったが、あやつのシュートは本当にすごい。

まずハーフラインからのシュートが確実に入る人間なんてそうそういないし、あくまでも漫画の中での話だが、高校生になるとオールレンジシューターになってしまうと言うではないか。

本当に恐ろしい奴だ。


確かにためは長いが、綺麗なフォームで打ち、綺麗に入るダイレクトインのシュート。
しかもさっきから全然外していない。

すごい………。

ついつい見入ってしまっていると、視線に気づいたのか緑間がこちらを向いた。

あ、やばい…。


緑間は少し私を見つめた後…


「…フンッ。」

そう言い再びシュート練習を始めてしまった。

え…。私あいつに何かしたっけ…?

ぐるぐると考えていると、何時の間にかボールを持った赤司が私の横に立っていた。
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