• テキストサイズ

【黒子のバスケ】幻の7人目

第8章 8Qー噂のGreenMan


ピンク色の髪をした女の子がぽわんっと浮かぶ。

まさか…桃ちゃんが……。

青峰と桃ちゃんは幼馴染。
十分あり得る話だ。

恐らく、今の青峰は強い選手を見たらいてもたってもいられないタイプ。
桃ちゃんに最後の手段として私の弱いもの(アイス)を聞き出したってとこだろう。

というか私の好物を知っている桃ちゃんって一体………。



まあでも青峰みたいな奴と勝負したら楽しいんだろうなって漫画読んでて思ってたし、何しろ アイスを奢ってくれるとなると…


「それなら…まあやってもいいよ………。」

「…お前ちょろいんだな。」

そう笑いながら言い、最後に「忘れんなよー!」と付け加えシュート練習をしに行った純粋青峰の背中を見つめる。


ちょろいってなんだよ!
うざ!!!


でも、少し…楽しみかも。



というか私の『キセキの世代に関わらずに生きていく』という願望はどこへ行ってしまったの…。


肩を落としながらトボトボと、私もシュート練習をするため歩き出した。
/ 208ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp