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【黒子のバスケ】幻の7人目

第1章 1Qー水色の


校門に着くと、
『入学式』という看板が立てかけられているのが見えた。
そしてその横に帝光中学校と書かれていた。

その看板を横目で見ながら
あぁ…やっぱり…。
と思っていると急に止まったテツヤの背中に頭をぶつけた。

おでこをさすりながら、私もテツヤの視線の先を見る。

そこにはクラス分けの名簿が貼られていた。

私の名前、『黒子 名前』は1-Aの欄、
そしてテツヤの名前は1-Dの欄に。


「離れてしまいましたね。」

「うん…。」


悲しそうな顔をした気がしたので私は少し動揺したが、すぐにテツヤは私に背を向け校内図を見ながら自分の教室に向かっていった。


それより『黒子 名前』って…。
変だ。実に変だ。

小さくため息をついてから、受付で配られた校内図を見ながら目的地である1-Aの教室に向かった。


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