第6章 6Qー黄色の乙女
ふふふ。しめたしめた。
さすがの黄瀬もこれには黙るだr「 名前っちーーー!!女子トイレは反則っす!!!」
トイレの入り口らへんから大声を出す黄瀬。
なんなのあいつ!?!?
テツヤが漫画の中であんだけ嫌がってたのがものすんげぇわかるよ!!!!
めんどくさい!!!
1人で焦っている私の前に、先輩と思われる女子生徒が2人。
「この声黄瀬君じゃない?」
「やっぱり!?私もそう思った!!」
私はニヤリと笑い2人に近づく。
「黄瀬君、今ならメアド教えてくれるらしいですよ。」
そう教えると2人組の先輩たちがキャーキャー言いながらトイレを出て行き、その後私の名前を呼ぶ黄瀬の声が消えた。