• テキストサイズ

【黒子のバスケ】幻の7人目

第5章 5Qー キムチサワークリームトルネード



監督と話しているあのマネージャーさんに近寄る。
そして私に気づいた2人が あっ という顔をした。

「監督!!この子です!黒子 名前さん!!」

キラキラした顔で言うマネージャーさん。

なんか嫌な予感がする。

「君が……。ほうほう。練習見てどうだ?」


「いや…私女バス「明日から一年生も練習するから!!バッシュとか練習着持って来るようにしてね!」


言葉を遮られた…。

可愛い顔して中々強引だなと感じながらも、こんな輝いた目で見られたら了承するしかない。


「…はい。」


よろしくねー!っと最高の笑顔でマネージャーさんに見送られ、肩を落としながら紫原の隣に戻った。


「名前ちーん。何話してたのー?」

「…あんたには関係ないよ…。」

「…ふ~ん。てかさっきの飴まずすぎ。趣味悪ーい。」

未だ肩を落としている私を見下ろしながら、気怠そうな声で言う紫原。


やはりキムチサワークリームトルネード味の飴はまずかったか。


紫原に もう一個いる? とキムチサワークリームトルネード味の
飴を差し出しながら聞くと嫌そうな顔をしてから黙って受け取ってくれた。

これでもう紫原が寄って来ることはないだろう。
/ 208ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp