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【黒子のバスケ】幻の7人目

第4章 4Qー不動の未来



SHRを終え、すぐに一時間目の数学が始まる。


今日は中学一年生2日目。

黒子は家族で赤司はクラスメイト、黄瀬には何故か懐かれてかしまったので無謀かもしれないが、夢とわかった今、私はこの世界でなるべくキセキの世代に関わらない様に生きていきたい。


私はここ(帝光)に推薦で入ったらしいのでバスケ部に無理やり入部させられることは目に見える。

まあその時はその時で、何とか入部を断る方法を考えればいい。


ここの世界の人たちは温かいということがわかった。
でも…もうあの時みたいに辛い思いをしたくない。


また思い出しちゃった…。


嫌な過去を頭の中から消すため、先生の話に集中する。

それにしても中学一年生の数学ってこんなに簡単だったっけ…。

教科書をパラパラとめくっていると、後ろから手がスッと出て来た。

白い指の先に挟んである四つに折られた紙。

これは…受け取れということか?
その紙を掴むとまた腕がスッと引っ込んだ。
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