• テキストサイズ

【黒子のバスケ】幻の7人目

第3章 3Qー始めての温もり


「…………名前、起きてください、遅刻しますよ。」

ゆさゆさと揺らされ重いまぶたを上げる。


視界にはいる水色の髪の毛、水色の瞳。

自分のほっぺを思いっきりつねってみた。


ああ、痛い…私はまだ夢の中に…




「…って、夢じゃない!?!?」



ガバッと起きた際、私のおでことテツヤのおでこが ガチンっと思いっきりぶつかった。



2人で朝からたんこぶを作り、それを見た両親に笑われながら朝食を済ませ、今は登校中。

制服のまま寝てしまったため少しシワが付いてしまった。




いや、そんなことより……。

隣にいるテツヤをチラ見する…。

これは夢じゃなかったの…?
私は漫画の世界に来ちゃったってこと?
いやでも私の両親はいたし…。
どういうことなんだ…。


結局行き着いた結論は




細かいことは気にしない。



だって考えても何か変わるわけじゃないし。
半分ヤケクソな気もするけど。



自分のほっぺたを両手で叩いて「よしっ!」と言ったら昨日と同様テツヤに変な目で見られたが、気にしないことにした。
/ 208ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp