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【黒子のバスケ】幻の7人目

第17章 17Qー動き出す歯車




青峰が靴下を見ている間に、私はシューズのコーナーを見ていた。

元居た世界ではバッシュについて結構詳しい方だったけれど、こちらの世界には見たことのないような形の種類があって見てて飽きない。

今のも気に入ってるけど、またお小遣いが貯まったら買いに来よう。



「これ…。」

ふと目に留まった黒のバッシュ。

ナイキが逆になっているロゴが付いたこのバッシュは、青峰が今使っているものと一緒だ。

確か… Zoom Skyposite(ズームスカイポジット)。
入手困難だって聞いたことがある。



「お揃いにすんのかァ?」

そのバッシュを手に取ったとき、頭上から降った声。
見上げるとニヤニヤした顔で私が持っているものを見ている青峰。


「…靴下買えたの?」

「アァ…。
ておい、てめェまた人の話!」

「早く次行こ。」

「…1on1のとき覚えてろよ。」


意外と青峰との口喧嘩(?)は最終的に私が勝つ。
私は持っていたバッシュを置いて次の目的地へと足を進めた。

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