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【黒子のバスケ】幻の7人目

第16章 16Qー初めての味は


「どうしたんスか?」

「ん?」

「何か考えごとしてるように見えたッス。」


時々黄瀬のことを中々鋭い奴だなと思う。
しかし、屋上でお弁当なんて恋人みたいだなって思ってましたなんて言える訳がない。


「…いや。そういえば黄瀬のお弁当っていつも美味しそうだよね。」

顔色を変えず何とか誤魔化すと、心配そうな顔から何時ものニコニコ顔に戻った黄瀬。

「でしょでしょー!
これ、あげようか?」

黄瀬はそう言って唐揚げを箸で摘まむ。


鳥の唐揚げはトップ5に入る程の私の大好物である。


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