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【黒子のバスケ】幻の7人目
第16章 16Qー初めての味は
確かに男女が2人でお弁当を食べると言ったら屋上が定番だろう。
勿論私は人生で一度もそのようなシチュエーションを経験したことがないし、することもないだろうと思っていた。
まぁ憧れてはいたけど…。
少女漫画を読み純粋で無垢な恋愛に憧れを抱いていた過去の自分に苦笑する。
中学生のときよく友達と言われたい告白の言葉とか話してたりしてたな。
若き日を思い出している間に屋上の扉の前に到着。
そして少し重い扉を開けた。
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