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【黒子のバスケ】幻の7人目

第14章 14QーNo.1の力を見せましょう




「フットワーク!」

「「「「「うしっ。」」」」」


各自準備運動をしていたところに虹村さんの声が掛かり練習が始まる。


1軍とは言えど基礎にはしっかり重点を置いているようで、パスやドリブル、フットワークに1時間ほど時間を費やすメニューになっていた。





「レスト!」


腕力を鍛えるために考案されたパス練習を終え、本日二回目の休憩が入る。

帝光バスケ部はやはり凄い…。

常に本番を意識した練習。
パス一つを取っても慎重に調節しながら行っている。

ピリピリした雰囲気は無いけれど、先輩達の精神力と集中力は桁外れだ。


何時もより多めにかいた汗をタオルで拭きながら周りを見渡す。


バスケ部の男子をかっこいいと思ったことはあるが、帝光中の先輩のバスケをやっている姿は格段にかっこいい。

実際は私より年下だけど…。


ここに居る誰よりも年上の自分を可哀想に思いながら、バスケットボールを指先でくるくる回しシュート練をするためコートに入った。

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