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【黒子のバスケ】幻の7人目

第2章 2Qー異名と×××



教室に着きそれぞれの席に座る生徒たち。

朝教室に来た先生が再び諸連絡をする。やはり担任だったようだ。

体育教師ではなく数学の先生だということには、私だけでなくクラス全員が驚いていた。


「ほんじゃーこのHR終わったら放課になるけど、部活動紹介あるから気になる奴は行っとけー。じゃあさいならー。」


偉くゆるい先生だなと思いながらも、少し急いで帰り支度をする。


「黒子さん、部活動紹介行かない?」

声のした方を見ると、右隣の席だった女の子。

速攻帰って寝てこの夢から脱出したいと思っていた私は躊躇する。
しかしここで断ったらこの子は1人で行くのだろうか。いや…、これは夢だしこの子のことなんて…

チラッとその女子生徒を見るとうるうるとした瞳で首を傾げてじっと見ている。



こんな可愛い子を置いてはいけん。

「うん、行ってみようかな。」

「やったあ!」

ニコニコしながら私の手を握る女の子。

やっぱり中学生可愛い。
めちゃ可愛い。
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