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【黒子のバスケ】幻の7人目

第14章 14QーNo.1の力を見せましょう




張り詰めた空気。
真剣な表情の一年生。
手元の紙を見る監督。


カチッ,カチッーーー

静粛とした部屋に、時計の針が動く音だけが鳴り響く。



本入部届の書類を出した私たち一年生は、バスケ部のミーティングルームに集まるよう指示された。


私は首は動かさずにこの部屋を見渡す。
電子ホワイトボードや、相手校の試合のDVDを鑑賞するためであろう大型テレビが設置されている。


お金かけてるな…。


そんなことを考えている私とは裏腹に、険しい顔をした監督が口を開いた。


「では、軍振り分けの結果を発表する。」


さらに緊張した空気が流れるミーティングルーム。


「今年1軍に選ばれた一年は…5人。
これは異例中の異例だ。」

そう強い瞳で言ってから、私たちの名前が載っているであろう紙に視線を落とす監督。



「1軍。
赤司征十郎。
紫原敦。
黒子名前。
青峰大輝。
緑間真太郎。

2軍
浅井嘉斗…」
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