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【黒子のバスケ】幻の7人目

第12章 12Qー本音で宜しく


オフェンス時には、なるべく皆が活躍出来る様他のメンバーにもパスを出す。


確かに1軍に入って高いレベルの練習の中でバスケをやりたいって気持ちはあるけど…

まあ2軍でも3軍でもバスケが出来ればいいやって思っている。

すっかりバスケへの情熱が戻ってしまった自分に呆れながらディフェンスを潜り抜けレイアップシュート。



その後もゾーンディフェンスでゴール下を固め、一本ミドルシュートを入れられてしまったものの、結構な差を付けることが出来た。


***


ピーーーーー

「第1Q終了です!
ベンチに戻ってください!」

審判の声の後、自分のベンチに戻る。

現在の得点 24-2


「やっぱ黒子も緑間もすげーわ!!」

相変わらずの大きい声で私と緑間の肩を叩きながら言った神谷君。

「叩くな神谷。
それに俺は5本しか入れていないのだよ。」

「いや、十分でしょ…。」

そんな緑間の嫌味に突っ込みを入れながら汗を拭いていると、頭の上から声が掛かった。
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