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【黒子のバスケ】幻の7人目

第12章 12Qー本音で宜しく




2試合目は、片方のチームに青峰が居る試合。
言わずとも青峰が1Qで30点ずつ得点し勝利した。



「おい。俺の活躍見てたかよ。」


自分の試合の準備をしていたところを汗だらけの顔をタオルで拭いている青峰に話しかけられた。


「うん。凄いね。」

そう棒読みで言う私。

試合中の青峰はキラキラしてて、昔の私に少し似ていた。


「アア?本当に思ってんのかぁ?」

怪訝そうな顔で私の顔を見た青峰。


「思ってるよ。
早く1on1でボコボコにしたいな!」


満面の笑みでそう言ってやると、青峰のこめかみに青筋が浮かぶのが見えた。


「てめぇ…。」

そう言ったと同時に私は両方の頬っぺたを摘ままれる。

あれ…前赤司にもこんなことされたような…。
それより摘ままれた頬が結構痛い。
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