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.。.:*・゚僕の瞳は真っ暗で:*・゚。:.*

第2章 see again...


あの出来事から2日。
私は屋上を避けて教室で食べていた。
そのため、ユキとはメールできていない。
それに耐えられずにいた私は屋上に行くことにした。

私が、教室でユキとメールをしない理由は悪い言い方をするけれど、茜がいるからだった。

茜とは親友で、中2の頃ユキと初めてメル友になって『メル友をスキになったかもしれない』
そう、茜に話したところ、『顔も見たことないんでしょ?!危ないって!騙されてたらどうすんの?!中2かもわからないよ?!』
そう言われ、反対されたことからだった。

もちろん、私もありえないと分かってた。
顔も知らないし、声も知らない。でもこのドキドキは恋だった。

私は、お弁当を開けて食べながら携帯をつつく。

【ごめん、水琴。
  俺、明日から昼休みに水琴と話せねーかも】

私はイキナリのユキからの断りに箸が止まった。

【なんで?】

そう、返したところ、返事は1分ほどで来た。
卵焼きを口に頬張りながら返事を見た。

【これから大会多くなるし、昼休みも練習してーなって思って】

ユキはずっとサッカーをしていた。
ユキはいつも私とのメールよりもサッカーを優先した。
それはすごい悲しかったけど彼女でもないからワガママはいえずにいた。

【そっか。頑張ってねo(^▽^)o】

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