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.。.:*・゚僕の瞳は真っ暗で:*・゚。:.*

第1章 firstpage...


私は携帯を握りしめて教室に帰った。

「ゆーちゃん!セン!ヤバイ!」
私は友達の机をバンと叩いた。
お弁当を食べていた二人はビクッとして咳き込んだ。
「な、何?!いきなり…」
こっちの黒髪ロングの美少女が、風見茜-Sen Kazemi-
私の親友です。
茜はすごい可愛いし常に彼氏がいる感じ。
そんなに好きでもないくせに付き合う茜。
大体、今までの彼氏はいつも最優先されてなかった。
私と話しててメールが来たら『…めんどくせ』と言って
『うん』とか『ww』とか『へー』しか返さない。

「今日は帰ってくんの早いんだねー、ミコちゃん」
こっちが最近仲良くなった不思議な毒舌、名城友姫-Yuhime Naki-
ゆーちゃんはいつも不思議なことしかしないしその割にめちゃくちゃ毒舌なのです。
ゆーちゃんはモテるし、アニメ声だから『あっ彼氏できたんだった』みたいなことはよくある。
でもそれを上回る毒舌によって2週間もたない。

「さっき美男子にであった!!」
「…へぇー、良かったな」
「茜!!そーいうことじゃないの!」
「じゃ-なんなのですか」
ゆーちゃんがはぁと溜息をついてお弁当をしまった。

「その美男子が…!!
    『男子ニガテなの?』って!!」

「「…で?」」
二人が声を合わせていった。

「…ありえないじゃん!」
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