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I’m addicted to you #短編集

第2章 I'm addicted to you


「いただきます!」

日吉家+もちで朝食を食べる。温かい米飯と少し味の薄い味噌汁、沢庵と菠薐草の煮びたし。

今日はもちは遅れてから若の母と調理を始めたが、もちと若の母とで作る朝食は日吉家の味となっている。

静かな食事は日吉家の理想で、姿勢、食事中のマナー、食事中の会話等、全てにおいて完璧であった。それでも、居心地が良いものだと家族が口を揃えた。


「あ、今日のお味噌汁いい感じ。お父さん、どうですか?」
もちが若の父に問うた。
″お父さん″と呼んでいるのは、若ともちは運命だからだ。それは日吉家全員が知っている。
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