• テキストサイズ

恋は落ちるもの🌸〔ハイキュー〕

第4章 Widder


気が済むまでショッピングを楽しみ
一番気に入ったシュシュを購入し
鉄朗が居る隣のスポーツショップに向かった


『やっぱりバレーコーナーだよね』


きょろきょろしながら店内を歩いていると
前から男が小走りに走って来る
邪魔にならないよう通路を右に曲がった


「ちょっと待ったぁー!!」


『な、なに!?』


後ろからガシッと肩を捕まれ
クルッと体を回転させられたと思ったら
新しいおもちゃを見つけた見たいに
キラッキラの笑顔を向けてきたのは
銀髪でミミズクの羽角のような髪型の男


なんか見たことあるなあ~って思ってたら
梟谷の木兎光太郎だったよ


「なぁなぁ一人?」


『ヘ?いえ、一人じゃないです』


「彼氏?彼氏ときてんの?」


なんで私になんか声かけるんだろう?
からかわれてるんだよねコレ?
もしかして田舎者のオーラ染み出てる?


「・・・・・なんてどう?」


『ん?なに?』


考え事してて聞いてなかった・・・


「だーかーらー
俺と遊ばないかっていってんの!?」


『ごめんなさい
友達が一緒だから』


「じゃあその友達も
一緒に遊べば良いじゃん!!」


「お前の言う"遊び"ってのは
どんな遊びなんだ?」


「バレーしようぜバレー!!」


木兎の後ろから鉄朗が現れ問いかけるが
それに気づかず木兎はにこにこと答えていた


「お前なあ・・・
二人でバレーってせめて後二人はいるだろ?」


「はあっ確かに!!
じゃ飯食いに行かねえか!?」


『ええ~と・・・・・
木兎が今話してるのは
私じゃなくて鉄朗なんだけど・・・』


「へ?てつろうって誰だ??
ってか、お前に名前教えたか???」


『さ、最初に名乗ったんじゃないかなぁ?』


アハハ~と乾いた笑いを浮かべていると
腰に手を回して抱き寄せられた


「俺らデート中なんだよ
悪りぃけど他あたってくれ」


/ 96ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp