第3章 Leo
新幹線の時間が来るまで鉄朗に東京案内をしてもらった
「合格したらこっちに引っ越してくるんだよな?
どこに住むかもう決めてんの?」
『まだ全然決めてないの』
「俺が探してやろうか?」
『良いの?ありがとう』
「んじゃピックアップしとくわ
無駄になるからぜってぇ合格してくれよ?」
『ふふっもちろんよろしくね』
鉄朗とアドレス交換して
駅のホームまで見送ってもらい宮城へと帰っていった
そして3月 合格発表の日がやって来た
ピコンッとスマホが鳴り画面を確認すると"黒尾鉄朗"の文字
> 合格したか(・・?
もちろん合格だよ(o^―^o) <
> こっちにはいつ引っ越す予定なんだ(・・?
卒業したら直ぐと思ってるε≡≡ヘ( ´Д`)ノ <
> 了解(`・ω・´)b
> 住む家決めといたぞ
大家からもOK貰っといた
> 家具付きだ
必要最低限の物だけですぐ住めるからな
凄いΣ(゚Д゚)ありがとう\(^_^)/ <
> こっちに来る前に連絡くれ迎えに行く
ハーイ('ω')ノ <
> じゃあ連絡待ってるわ($・・)/~~~
『お母さ~ん!東京で住む部屋見つかったよっ!!』
LINEのやり取りを終え鉄朗から教えてもらった住所を母に見せた
「良かったわね~陽葵
大家さんにはわたしから連絡入れておくわね」
「陽葵姉!本当に東京行くの!!」
『うん。翔陽バレー頑張んなさいよ?』
「当たり前だ!!ぜってぇ試合に出て見せる!?」
『楽しみにしてるね🎵』