第3章 Leo
三学期に入り入学願書を東京の高校に送った
最後の最後まで徹がごねたが
携帯のアドレスと引っ越し先の住所を教えることを条件にOKを貰った
「陽葵!!」
『どうしたの葵?』
「大翔に聞いたんだけど
東京の高校受けるって本当なの!?」
『あれ?言ってなかったけ?』
「聞いてないよ~
親友のわたしに内緒なんて酷い!!」
『ごめんごめん
葵は小嶋君と同じ高校に行くんでしょ?』
「そうだよ~やっぱり彼氏と同じ高校に行きたいじゃん🎵」
『そうだよね!
私も会いたい人がいるから東京の高校を受けるの』
「会いたい人って誰っ!
もしかして遠距離恋愛でもしてんの?!」
『え!違うよ!!』
「白状しなさ~い🎵」
『!どこ触ってちょっストップ///』
「何この胸?なんでこんなに発育良いわけ?」
がばっと後ろから抱えられ胸を鷲掴みにしてきた葵
ムニムニ揉みながらブツブツ文句を言っている
「ちょっ何やってんの葵ちゃん!!?」
「なにってバカなの?見てわかんない胸揉んでる」
『ひゃっ!?』
「「「「///」」」」
変な声が出てクラスの男子は真っ赤になって目線を逸らしたり
まじまじとこちらを見つめてくる男子がいたりと
恥ずかしいから開放してほしいです・・・・
「ダメダメダメーッ!!陽葵ちゃんの胸は及川さんのなんだから!!?」
「「だれがお前のだボゲ!!?」」
『うぅ・・・
胸よりももう少し身長が欲しい・・・・・』
「陽葵ちゃんは今のままが良いっ
包み込める小柄な身長
大きすぎず程よいサイズの胸🎵
も~ホント言うことなしだよ♡」
解放され項垂れる私ににこにこ微笑み力説する徹
お前は黙ってろ!!とハジメと葵に袋叩きにされた