第1章 駆け出しの兵士達
(otherside)
「なんだよ!!あの上官!!」
「私なんて…!私なんて…!名前こそ出さないものの、芋呼ばわりですよ!!?」
「お前はそれであってんだよ!!芋女!」
「キーっ!!なんなんですか!!私は芋女じゃありません!!サシャです!サシャ!サシャ.ブラウス!!」
そんな芋女とのやり取りをにまにまと周りは見てきてそれが不快でしかない俺はさっさと席を立ってその場を去ろうとした。
だって試験中に芋を食うこの女と俺が周りからしたら同等のバカ扱いだ。堪んねえよそんなの。
俺はまだそんなに馬鹿じゃない、普通の馬鹿だ。
芋を試験中に食う馬鹿と一緒にされたら困るんだよ。
俺は、憲兵団を希望してるんだ。
こんな所で目を付けられでもしたら俺の憲兵団への道が閉ざされちまう。
さっきはミカサとやらが避けたせいで食らっちまった玉にやられて俺は頭にたんこぶが出来てるというのに。斜め前に座っているミカサ.アッカーマンは黙々と飯を食ってやがる。
なんて呑気なやつだ。
今に見てろ。
俺は、ぜってえ憲兵団に入ってやんだ。上位成績者10名に入ってやるんだからな。
そうと決まれば、睨んだって仕方ねえ。
寝るに限る!こういう時は無駄に考えたって仕方ねえんだよ。そうだ。運が悪かったんだ今回は。
あの訳わかんねえ実施訓練なんて適当にやってればいいんだ。適当に力抜きながら容量よくやりゃ、それでいい。
結果が全てだ。
だって、今回俺は9回しか当たってねえんだからな玉に。威張ることじゃないかもしれんが俺からしたらよくやった方だ。憲兵団に入るためなら全然大したことじゃねえよ。