第2章 複数の選択肢
「最近調子いいなスプリンガー
この調子でな」
「はい!」
「次、構えろ」
コニー.スプリンガー。
彼は定期的に報告書で上げている何人かのメンバーのうちの一人だった。
以前よりも率先して訓練に励んでいるようでそれが実技に現れていた。
座学は相変わらずのようだが少し点数も上がったらしい。
それを先日嬉しそうに報告してきたスプリンガーを思い出した。
今も、生きていたら恐らくこの子達と同じ歳であろう妹を思い出してしまうのは仕方ないことなのだろう。
後一年半で私もこの子達も卒業だ。
私はあの場所へと戻り彼等も自分自身で選択をすることになるだろう。
それが、悔いにならないものであるようにただ今は実力を身につけて欲しかった。