第1章 駆け出しの兵士達
「今日、ここへ呼ばれた理由はわかるかアルミン.アルレルト」
「…はっ、!自分が弱いためであります!」
「あぁ、そうだなら何が弱いのかも自覚しているな」
「自分は周りよりも…体力が劣っており未熟者だからであります!!」
「あぁ、!全くもってその通りだが違う。
私が言っているのはそんな誰でもわかるような客観的な視点の話ではない。」
「では…?」
「自分で気が付かないようでは何も進歩しないだろうなよく考えろ。答えはまた数日後改めて聞こう」
…
アルミン.アルレルト。
座学の授業ではトップクラスであり
立体機動装置の扱いも◯
ただ、覚悟が全てにおいて足りない。
人を殺したことすらないような白さがある。
実践向きではない。
だが観察していてわかった点がある。
それはエレン.イェーガーとミカサ.アッカーマンと共に行動している際はその覚悟がより薄れている気がしてならない。
まるで自分は二人の前では足手まといだとすら思っているアルミンは根本的な考え方を変えなければこれから幾度ともなく何も捨てられず失ってばかりいることになるだろう。
それでも私は彼に期待していた。
一年近く訓練兵達を見てきて雑務とは到底言い難い自分に課せられた任務だと思い彼等を壁の外の奴らと向き合う術を教える為に私は今日も心を無にして向き合っている。
例え、憎まれ蔑まれ罵られ恨まれたとしても。