第13章 罪
青年はユナの胸を揉み、先端を舌と指で弄る。
(やだ・・・気持ち悪い・・・)
ユナの体は快楽を感じるどころか鳥肌が立ち、小刻みに震えている。
その震えは嫌悪からか、悔しさからくるものなのかはわからない。
青年はユナの胸をわしづかみにし、胸と胸の間にズボンから出した自身のモノを挟み、前後に動かす。
「へへへ・・・、ちょうどいい具合のデカさだよな。」
ユナには、自分の体に跨がる青年が何をしているのか理解できなかった。
「俺の知り合いがさ、最近タイラー家に可愛い娘がいるって言うんだよ。マヤは死んだのに、マヤに似てる娘がいるってな。どこから連れて来たのか気になって調べさせたら、なんとあの地下街から連れて来られたそうじゃないか。そりゃ公には言えねぇよな?」
青年はユナのドレスの裾を捲り上げて、下着をずらし指を秘部へ入れた。
『!っ・・・ぁぁっ・・痛っ・・!』
「まだまだ濡れ方が足りないなぁ、これじゃあ俺が下手みたいじゃないかよ。」
そう言うと青年はユナの秘部に顔を近づけ、ピチャピチャと音を立てて舐めていく。
『やっ!・・・っやめてぇ!』
「俺に抵抗していいのかな?ユナちゃん?・・・俺ね、マヤに何度かフラれてるんだよ。俺のプライドをぶち壊したマヤを泣かしてやろうと思った。けど、マヤはもういない。だから、マヤに似てる君を俺の奴隷にしてあげるよ。ちょうど、マヤより俺の好みだよ♪」
言い終えると、青年はユナの秘部に入れた指を動かし、更に胸の突起も舌で刺激する。
少しずつ、体が感じ始めたユナは息が上がっていく。
『あぁ、やっ、やめて・・・・、お願い!・・・っはぁ・・・』
(・・・・イヤ!!!)
ユナは力を振り絞って、青年を振り払いベッドから転がり落ちる。
青年もベッドの反対側に振り落とされる。
「痛えなぁっ!・・・俺から逃げられると思うの?」
ユナは息を切らして体勢を立て直し、乱れたドレスを軽く整えた。
アップにしていた髪はうしろでしばり直した。。
「俺ね、気に入った子はみんな手に入れたいの。今までずっとそうしてきたから。俺に抱かれた子は幸せなんだよ。」
それを聞いた瞬間、ユナは青年に飛びかかって蹴り上げた。