第10章 動き出す歯車
『やっ・・・、あぁ・・・っ』
(は、恥ずかしい・・・)
胸元には、いつも肌身放さず身に付けているペンダントがある。
リヴァイにもらった、大切なペンダントだ。
「ずっとつけてるんだな。」
リヴァイはペンダントに触れて、緩んだ表情で言う。
『・・・うん・・・一生大切にする。』
私がそう言えば、リヴァイはまた口づけをしてくる。
深く深く・・・。
また意識がぼんやりとしてきたところで、リヴァイの手が私の胸元に移動する。
『・・・!』
リヴァイは優しく、服の上から私の胸を触る。
『んぁ・・・、リヴァイっ、・・・ちょっ・・・!』
抵抗しようとするも、リヴァイの唇は私の唇を放さない。
そうこうしているうちに、リヴァイの手は私の服の中へ入り、直接肌に触れてくる。
『んぅぅ・・・』
リヴァイは私の胸を揉み、指で胸の中心の突起を弄る。
『!・・・』
とたんに、体にビリっと電気のようなものが走る。
体をビクッとさせた私を見て、リヴァイは唇をはなして、私の胸に顔を近づける。
『はぁっ、リヴァイ・・・ちょっと待って・・・』
私が言うと同時に、リヴァイは胸の突起を口に含んだ。
『!あぁっ・・・っはぁ・・・・・・っっんぅ・・・』
体中に電気が走り、目がチカチカするようだ。
リヴァイは左右の胸を交互に揉みしだき、突起を吸ったり舐めたり、指で弄ったりした。
『あっ・・・あっ・・・・・・やぁ・・・っあぁ・・・』
私は何も考えられず、リヴァイにされるがまま、目に涙を浮かべて恥ずかしい声を漏らしていた。
「・・・ユナ、悪い・・・。我慢の限界だ・・・。」
ふと顔を上げ、リヴァイは私にそう言うと、私を抱き上げて自分の部屋に連れて行く。
私はリヴァイのベッドにそっと置かれた。
けど、リヴァイから受けた刺激で体に力が入らず、どうにか腕を立てて体を支え起こしていた。。
そんな私の上に、リヴァイは艶っぽい表情で、覆い被さるようにベッドに上がって来る。
ギシッとベッドが軋む音が、私をドキッとさせる。
『あの・・・リヴァイ・・・?』
(私だって、知識がないわけじゃないけど・・・この状況は、そういうことよね??)
私の思考は緊張と恥ずかしさでパニックだ。
「ユナ。怖いか?」
リヴァイはまっすぐに私を見て言う。