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大切な物をタイセツに【進撃の巨人】

第18章 初めての経験


それから数日して、ユナが調査兵団に入って初の壁外調査の日を明日に控えていた。

準備に忙しく動き回る兵たちの中にユナもいる。

今回の目的は巨人の討伐ではなく、捕獲である。

ハンジの巨人捕獲の意義などをまとめた提案書に対して、上層部は理解を示したのかどうかは定かではないが、調査兵団がどこまで出来るのか・・・という空気はある。

明日に向けて、と夕食は普段より少し豪華だ。

捕獲が目的ではあるが、巨人と対峙するのだ。

負傷者や死者が出ないとは限らない。

いったい、この中の何人が、何割の兵が無事にまたここに戻れるのかは誰にもわからない。

目的を達成し、歓喜に満ちた明日かもしれないが、未知だ。

そんな期待と不安と恐怖を抱えて、晩餐を終える兵達。

ユナも、早めに部屋へと戻り、ベッドに横になろうとしていた。


コンコンコン、


『・・・はい。』


ガチャ、


ドアを開くと、そこにはリヴァイが立っていた。

「よう。」

『どうしたの?もうすぐ消灯時間になるよ?』

すると、リヴァイは部屋に入って来る。

「明日の壁外調査に緊張しているだろうと思って、顔を見に来てやった。」

ユナはドアを閉めて、リヴァイの傍に来る。

『そっか、ありがと。』

ギュウッとリヴァイに抱きつくユナ。

「あぁ・・・、俺も・・・随分と心配性らしい。」

リヴァイもユナを抱きしめる。

クスクスと笑うユナ。

『ふふっ、私も時々リヴァイのこと心配だよ。私のことばっかり考えて、ミスしたりしないのかなって。』

「・・・余裕だな。」

リヴァイはユナの顎を掬い上げ、唇を塞いだ。

『ん・・・、ぁ、リヴァイ・・・っんぁ・・・・、』

リヴァイにしがみついて、深まる口づけに翻弄されるユナの腰を抱きよせたリヴァイは止まらない。

舌を絡ませ唾液をすすり、唇を甘噛みする。

同時に服の中に手を入れ、直接肌に触れる。

『んっ・・・・、ぅぅん・・・っ』

胸を揉みしだき、先端を摘まむとユナから聞こえる吐息は高くなる。

服を捲ってユナの体を片腕で支えながら胸を舌で愛撫する。

先端を舌先で転がしては吸い上げる。

『あっ、あっ、リヴァイ・・・・、やぁ・・・っちょっと待って、はぁ・・・』
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