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ハリー・ポッターと龍宮の姫巫女

第8章 姫巫女と最初の一週間


「君、頭が良いんだね」

『違うですよ。カナは《覚》という妖怪なのです。人の心なんて丸分かりなのです』

 主であるシオンが思い浮かべた答えを教えたのだと説明してくれた。

『それにしても、あの黒魔人。お前に恥をかかせてやろうとしてたのです。最悪なヤツです! あの男、お前のこと相当嫌っているのです。お前、黒魔人に何やらかしたのですか?』

 やらかすもなにも、言葉を交わしたのだって今日が初めてなのだが。

 しかし、ハリー自身も気がついていた。
 スネイプが向けてくる、憎悪の視線に――……。

* * *

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