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【防衛部】BITTER&SWEET CHOCOLAT

第4章 流星のもとで君を抱きしめて


「熱史先輩、煙ちゃん先輩」
そう言いながらも、雪菜は二人に抱きしめられたままだった。
「ど、どうしたんですか?」
雪菜は恥ずかしそうに二人に話しかける。
「桜、見に来たんだ」
「花見の下見にな」
「そんな話してたっけ?」
湯布院の言葉に、笑顔で答える鬼怒川。
「花見…したことねーな…」
「そうですね…」
呟く別府兄弟の言葉を聞いて、雪菜は声を上げた。
「だったら、みんなでお花見しませんか?」
「お!その案乗った!」
「えぇ?!煙ちゃん?!」
「お弁当とか持ち寄って、週末とかどうですか?!」
雪菜はうれしそうに話を続ける。
「当然、熱史が弁当作ってくれるんだろ?」
「なんだ、そういうことね」
湯布院の言葉に、納得する鬼怒川。
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