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【防衛部】BITTER&SWEET CHOCOLAT

第1章 双つ星に魅せられて


その後、別府邸では…。
「ハル、彼女のこと、どう思う?」
窓辺に寄りかかり、外を見下ろす月彦。
月彦に促され、日彦も窓から覗き込む。
黒玉湯の前には、雪菜と有基が話しをしている姿が見える。
「似てる…つーか、本人だろ?」
雪菜をじっと見つめる日彦。
「抜け駆け、とか言ってたけど、本気になっちゃった?」
「はぁ?!んなわけねーし!」
月彦の言葉を否定しながらも動揺する日彦。
「あいつだったとしても、性格ブスとかマジ勘弁だし!」
そんな日彦を見てクスリと笑う月彦。
「大丈夫だよハル。彼女の瞳はとても澄んでいたから…」
月彦は、雪菜を見つめて微笑んだ。
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