• テキストサイズ

【防衛部】BITTER&SWEET CHOCOLAT

第2章 星の欠片を今、この手に


「別府君たちも、雪菜ちゃんのこと真剣なんだよね?」
鬼怒川の問いかけに、二人は真剣な顔つきでうなずく。
「俺たちはずっと雪菜を想ってきたんだ」
「僕たち意外、雪菜は幸せに出来ません」
真っ直ぐな瞳に、鬼怒川と湯布院はうれしそうに微笑む。
「なら、安心だな」
「雪菜ちゃんは、俺たちにとっても大切な後輩だからね」
鬼怒川もまた、雪菜の頭にポンと手を乗せる。
「任せたよ、二人とも」
別府兄弟に、優しく笑いかける鬼怒川。
「あぁ!」
同時に口を開く別府兄弟。
「よかったね、雪菜ちゃん」
「はい」
鬼怒川の優しい笑顔に、雪菜も満面の笑みで答えた。
/ 76ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp