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【防衛部】BITTER&SWEET CHOCOLAT

第2章 星の欠片を今、この手に


「付き合うのも驚いたけど、二人とって…」
心配そうな顔をする鬼怒川。
「私もまだ、混乱してるんですけど…」
うつむき、言葉を詰まらせる雪菜。
「二人の優しさに甘えてる部分もありますけど…」
眉根を寄せる雪菜に、月彦と日彦が寄り添う。
「僕達が望んだことですから」
「そうだぜ。気にすることねーよ」
月彦と日彦は自信たっぷりに胸を張る。
しかし鬼怒川と湯布院は、雪菜の言葉に怪訝な顔をして別府兄弟を凝視した。
「その優しさは、雪菜ちゃんに対してだけだと思うなー…」
「こいつらの悪行、聞かせてやろうか?」
愛想笑いをする鬼怒川と、不敵に笑う湯布院。
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