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【防衛部】BITTER&SWEET CHOCOLAT

第2章 星の欠片を今、この手に


「雪菜も!俺様の恋人って自覚あんのか?!」
日彦は雪菜の腕を掴むと、強引に湯布院から引き離す。
「そ、そういうつもりじゃ…」
「これは…おしおきが必要ですね」
耳元でわざとらしく囁く月彦。
「・・・・・」
瞬時に耳まで真っ赤にしてうつむく雪菜。
「うわーマジかー」
「マジだねー」
湯布院と鬼怒川は、思わず呟く。
「雪菜ー本当にこいつらと付き合う気かー?」
気だるそうに問いかける湯布院。
「もしかして、前に聞いた二人の男の子の話って…」
鬼怒川は別府兄弟の二人を見ると、雪菜に視線を移す。
「はい…アキ先輩とハル先輩だったんです」
恥ずかしそうに答える雪菜に、得意げに笑う月彦と日彦。
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