第10章 キノコの効果
主「せき…にん?」
太「それじゃあ、この間みたいにしてあげるね?」
この間…見たいって…もしかして、あれ?
主「もしかして…あ、のこと?」
太「そう…だから、力を抜いて?」
主「うん…。」
兄さんが僕の服を脱がせる…器用なものだ…人のものなど脱がせにくいのに…。
僕の肌があらわになる…それに伴い、僕の息も更に乱れる。
主「ぁっ…に、さ、ん。早く、来て…お願い。」
僕のソレが反り上がってくる…兄さんの所為だ。
太「相変わらず可愛らしいね、劉娥?その顔を国木田くんや敦くんに見られたのは少し癪だが…此処からの顔は私しか見られないからね。近づかせないし、鍵も閉めたから…幾らでも声を出していいよ。隣にも余り聞こえないだろうし。」
兄さんが僕の体を優しく撫で回す…それだけで僕には堪らない刺激が襲いかかる。
主「あ、んっ…ゃ、く、すぐった…ぃ…」
太「嗚呼、劉娥。愛らしいね…もっと声、聞かせて?」
そう言って兄さんは僕の胸の突起を集中して撫で回す…
主「あっ…!だ、め…そこ、きも、ちいから…ヘン…なっちゃ、うか、ら!」
僕の顔が蕩けてきた頃、兄さんは手を退かし、僕の孔に指を入れた…
主「ふぁぁっ…!また、そこ…ん、はっ…ぅ…」
兄さんからの…接吻が欲しい…。
主「に、さん…?」
兄さんの瞳を覗いた…それはもう、優しい兄さんではなく、1人の雄と化していた…然し矢張り兄さんもまだ理性を保っていた為、少し優しさが残っていた…。
太「分かっているよ…」
兄さんと何度も接吻を交わした…舌を入れられるなど、色々されたが、僕はそれら全てを受け入れた。
主「にぃさん…もう、いいよ…。入れ、て?」
兄さんは指を抜いた…我慢出来ない…。
僕は兄さんのズボンに手を掛けた…。
太「もしかして…我慢出来ない?」
僕は激しく頷いた…生理的な涙が溢れてくる。
太「そんなに求めてくれるなんて…嬉しいねぇ。劉娥には、もっと気持ちよくなって貰わないと。」
そのまま入れる…直感でそう思ったが、いきなりは矢張り怖かった。
主「に…さん、合図…ほし、い。」
その要望に応え、兄さんは合図とともに僕のナカを突き上げた。