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【文スト】僕の兄さん【BL】

第8章 ターゲット



太「待たせてすまないね、社長から許可を貰ったから寮に戻ろう。」

僕が1人で立てないというのを察したのか、僕を姫抱きにする…然し、僕の身体は今衝撃に敏感になっている。

主「んぁっ…!」

変な声が出てしまった…兄さんに引かれる…嫌われる…。

太「何か盛られたね?家まで頑張って我慢するんだ、いいね?」

兄さんの声に僕は緊張を緩める…。


兄さんと共同で使っている部屋に入り、兄さんが僕を何故か何時もより厚い布団に降ろす。
僕の身体は限界だった…。

主「兄さん…僕…もぅ…無理…変。」

太「何をされたのか、教えてくれるかい?」

主「分からない…くすり…のま、された…」

身体が更に熱くなった…呼吸も荒くなっている。
力を振り絞って兄さんの外套の裾を握る。

太「成程…症状から見るに…媚薬を飲まされたね?」

主「び…やく…?」

初めて聞いた名前…僕は知らなかった。

主「どう、すれば…なおるの?」



太宰side

劉娥は純粋だから媚薬も知らなかった。
だからこそ苦しんでいる…見ていて私も唆られるくらい劉娥の顔は蕩けていた。

太「私はその方法を知っているが、劉娥にするのは抵抗がある…それでも良いかい?」

同意を得なければ私はただの変態になってしまう。
お互い両想いと分かったが…行為をするのは劉娥の体への負担的に心配だ。

主「いぃ…いいから…はやく…治して…?」

本人も限界なのか、身を捩っている。

太「痛いかもしれないよ?」

主「いい…にぃさんに、なら…何を、されても、いい…」

なんて事を言ってくれるんだ…私の理性を保たせるつもりはないのか?



夢主side

太「嫌がっても…やめてあげられないからね?」

少し低めの声に僕の身体はビクッと跳ねる。

主「いい、よ…」

その瞬間…兄さんが僕に覆い被さり接吻をしてきた。
先刻の男とは違い、嫌とは感じない。

主「んぅ…ん、はぁ…ぁ」

舌を入れられるが、不思議と受け入れられる…。
寧ろ気持ちいいとさえ感じられる。

主「ぁ…ゃ…ふぅ…ん…」

先刻よりも激しい……。
兄さんが服の中に手を入れ、胸の突起を弄る。

主「ひぁっ!!…ぁ、なに…これ、へん…ん、あ…あぁっ!〜〜〜ッ!!」

身体がビクンと大きく跳ねた…その余韻か、まだ僕の身体は揺れている。
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