• テキストサイズ

【R18】最高の結婚

第8章 増えた愛


遼side

「坂間さん、お疲れ様でした。」

「おー。」

「・・・今日も駄目でしたね。」

「・・・。」

「このままではいつまで経っても変わりませんよ。」

分かってる。
分かってるんだ、そんなこと。
けど、最近、遥の事が思い浮かぶ。

遥だったらこんなの嫌がるだろうな、とか。
怒るだろうな、とか。

「そうだな・・・。」

そろそろ考えるか。
これからの事。

「俺はこの後用事があるので行きます。」

「・・・そうか。」

「・・・遥さんをもう一度病院へ連れていこうかと。」

病院?
やっぱりまだ・・・

「俺も行く。」

「俺は構いませんけど、遥さんが何と言うか・・・」

「俺から頼む。」

「そうですか・・・。坂間さん、遥さんをあまり責めないでくださいね。彼はまだ未成年なんですから。」

「何が言いたいんだ?」

須賀野は何も言わず部屋を出ていった。
俺も急いで準備をし、遥の部屋へ向かう。

/ 177ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp