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【R18】最高の結婚

第7章 ヤクザの恋人


遥side

「だめっ・・・あっ////」

「何が駄目なんだ?」

「イッちゃうっ・・・んっ////」

「イケよ・・・そしてめちゃくちゃに壊れろ。」

耳元で意地悪く囁かれる。
それが更に僕を興奮させ、射精してしまう。

「っ・・・りょうくん・・・すき////」

「俺もだ・・・くっ////」

中でヒクヒクと動きながら遼君が射精するのが分かる。
それと同時に僕を力強く抱きしめる。

2人の乱れた呼吸が部屋に響く。

「・・・遥・・・」

「なに?」

「・・・これから先、命を狙われるのが当たり前になる。それはもう話したな。」

「うん・・・覚悟してる。」

「もちろん、俺が守る。だが、万が一の事だってある。」

「万が一・・・」

僕の命は自分で守る。
なるべく、遼くん達には負担にならないようにしようとは考えてる。
だから、万が一の事だって覚悟してる。
この人と付き合うという事はつまりそういう事だ。

「だから、これ。」

遼君が脱いだ服からガサゴソと取り出した物はナイフだった。

「持ってろ。身を守るためだ。」

僕はそれを受け取り、ケースから取り出す。
刃が綺麗に光る。

「新品?」

「俺のだが、まだ1回も使ってない。本当は銃を渡したいところだが、こっちの方が扱いは簡単だからな。」

「・・・僕、人なんて殺せない。」

「遥・・・殺らなきゃ殺られる。」

その目はあの時と・・・
デートの時に襲われた時と一緒だった。
鳥肌が立つ。

「・・・わかった。」

遼くんから貰ったナイフを引き出しに入れる。
人殺すなんて・・・僕にはできない。

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