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【R18】最高の結婚

第7章 ヤクザの恋人


遼side

「とりあえず・・・おめでとうございます。結ばれたんですね。」

「おぉ。」

須賀野が説明を終え、俺に祝いの言葉を言った。
やっと終わった。
これで遥に会える。

「ですが。仕事場に連れてこないでください。」

「・・・分かった。」

遥の元へ行こうと立ち上がる。

「どこへ?」

「遥の所。」

「あのですね・・・はぁ・・・貴方どんだけ好きなんですか。この後は借金回収と各社の売上の見回りですよ。」

そうだった。
めんどくさい。
さっさと金返せよな・・・。

「そうだ。遥も一緒に・・・」

「駄目に決まってるじゃないですか。」

「何故だよ。」

「仕事です。外は危険ですし。」

そうだよな・・・
我慢するか・・・

「・・・だったらサッと行って帰るぞ。」

「はいはい。」

扉を開けると遥が何かを持って立っていた。
まるで帰りを待っていた犬のように。

「あ、えっと・・・遼くん、朝何も食べてなかったからおにぎりを・・・と思って。」

「ありがとう。」

遥からおにぎりの入った袋を貰い、仕事場へ行くことに。


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