• テキストサイズ

【R18】最高の結婚

第7章 ヤクザの恋人


遥side

「・・・以上が現状です。で?・・・そちらの現状は?」

「えーと・・・あはは・・・ごめんなさい。」

坂間さ・・・遼くんに連れられ、仕事の場にまで来てしまった。
そして現在は遼くんの膝の上。
これは迷惑だよ。

「遥さんは悪くないです。親分ですよ。」

「気にしないで続けてくれ。」

「気になりますよ。遥さん申し訳ありませんが、部屋を出てもらっても?」

「僕もそうしたいのですが・・・その・・・力が凄くて・・・」

腰に回された手が絶対に離さないと言っている様だ。

「遼くん。離してくれないかな?流石に仕事の邪魔は出来ないよ・・・」

「遼くん・・・」

須賀野さんが少し驚いた様に名前を繰り返した。

「分かった・・・」

遼くんは少し考えてから離してくれた。
僕は遼くんの膝から降り、頭を下げて部屋を出た。

「ふぅ・・・」

遼くんって意外と犬系?
猫系っぽいのに。

仕事は邪魔しないようにしよう。

少しでも気が抜けたら命が危ないんだ。
/ 177ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp